ボルボ・カーズは、2016年上半期の販売台数が2015年の同期と比較して、10.5%増の256,563台となり、13ヶ月連続のプラス成長となったことを明らかにした。全世界的に好調なセールスを記録している新型XC90が、台数増に貢献している。

米国におけるボルボの復活は、同国での上半期の販売台数が前年比で約25%増であったことからも明らか。同期の販売台数は36,654台となり、新型XC90が上半期のベストセラーモデルとなった。欧州では、10.3%増の138,851台を達成。XC60が最量販モデルとなり、新型XC90が2番目に売れている。

単一マーケットとしては上半期で最大の市場となった中国では、新型XC90と、現地で生産されるXC60及びS60Lセダンの需要の伸びに後押しされ、前年比6.3%増の40,688台を達成。日本においても、前年比11%増の6,967台となり、堅調な販売を達成。新型XC90の好調な販売とその流れを受けたXC60が前年比36%増となり、販売増に貢献した。