2016年07月04日 05:32

主婦の友より、慢性的な疲れやストレスを解消するためのやすみかたを紹介する「やすみかたの教科書」が発売された。著者は、元ミス日本にして、睡眠コンサルタントの友野なおさん。

友野さんは2004年度ミス日本を受賞した後、パニック障害を発症し体重が38kgまでおちた。その後、ストレスや将来への不安から今度は激太り。苦しんでいる時期に、母からの「一回ゆっくり寝なさい」という言葉から、眠ることに意識を向けるようになったという。

「睡眠時間が5時間を切る日が続くと、脳はチューハイを2~3杯飲んだ時と同じくらい機能が低下する」と言わるほど、睡眠時間は人のパフォーマンスに大きくかかわっている。「今の自分に満足できない」という人ほど、まずは、きちんとやすむことが必要だと、友野さんは本書で言及。眠りに意識を向けることで、仕事のパフォーマンスが向上するだけでなく、今の生活や習慣を見直すきっかけにもなる。定価1200円(税別)。