2016年06月24日 08:16

クロス・マーケティングは、全国47都道府県に在住する20~69歳の男女を対象に「認知症に関する意識・実態調査」を実施した。

高齢化社会が進行し、介護は今後ますます身近な問題となっていく。なかでも24時間の見守りが必要となる認知症は介護をする家族に非常に大きな負担を強いることがある。本調査では、認知症に対する不安感の有無や予防対策への意識についてなどを調査し、その実態について明らかにした。

認知症に対する不安感の有無では、全体的に「不安がある」と回答した割合が高い。女性においては「認知症患者の家族なし」でも、「不安がある」が高く、女性の方が認知症に対する不安が全体的に大きいことがうかがえる。一方、認知症予防のための対策意識では、認知症に対して「不安あり」としていても、予防のための対策を「取り組む予定はないがいずれ取り組みたいと思う」「取り組み予定はないし取り組みたいとも思わない」としている人が多く、不安感と対策意識にギャップがみられた。

自主調査レポート