2016年06月13日 07:54

オランダのシーボルト日本博物館(Japan Museum SieboldHuis)は、6月10日~8月28日の会期で、「捨てるには素敵すぎる 日本のパッケージデザイン」展を開催する。

この展覧会は全三部から構成され、第一部「Artistic Japan」歴史的見地から見たパッケージ、第二部「The Alchemy of the Everyday」現代のパッケージデザイン、第三部「Embellished Intentions」三越のパッケージ(贈答用の包装)を通して、日本のパッケージデザインにおける現在と過去の出会いが紹介される。

展覧会の第三部では、日本のパッケージ文化の前衛ともいわれる、三越のパッケージに焦点を当て、パッケージ文化の実用的な面と、より儀礼的な機能が交わる点について紹介される。日本のパッケージ文化の中心となる風習は日本の贈答文化と捉え、その代表例として、2014年お歳暮以降の三越で販売したお中元・お歳暮のギフト商品8点などが展示される。

シーボルト日本博物館