2016年06月07日 09:37

DISCOは、2017年3月卒業予定の全国の大学4年生(理系は大学院修士課程2年生含む)を対象に、就職活動に関する調査を行った。調査時期は6月1日~5日、回答数は1188人。

売り手市場が続く中、2017年卒業予定者の採用面接が正式に解禁され、就職活動が山場を迎えている。6月1日現在のキャリタス就活・学生モニターの就職活動状況について調査を行ったところ、内定率は5割を超えている。

調査によると、内定率は54.9%。先月(29.1%)より25.8ポイント上昇した。内定者のうち、就職先を決定し活動を終了したのは30.7%。継続が64.0%となった。内定企業の従業員規模は、1000人以上の大手企業が57.9%を占める。

内定取得学生のうち就職先を決めて就職活動を終了した者の割合は3割にとどまり、内定は得ているものの本命企業の内定はこれから、という学生が多いと見られる。6月が大きな山場であることは間違いない。