2016年06月03日 10:11

DHLジャパンは6月2日、東京・新木場に90億円を投資し開設した新施設「東京ゲートウェイ」を公開した。

新施設の敷地面積は2万平方メートル、旧施設である東京ディストリビューションセンター(TDC)の約2倍となっている。新施設はまた、保税蔵置場を備え、顧客の貨物の集配を行う港サービスセンターも併設している。成田国際空港、羽田空港および東京のビジネス圏からのアクセスに優れる「東京ゲートウェイ」は、最先端の貨物自動仕分け装置を導入し、効率性、生産性、安全性を飛躍的に高めた。

日本市場において堅調な事業成長を遂げてきたDHLジャパンが取り扱う貨物量の増加に伴い、東日本一帯と成田国際空港をつなぐ拠点となるTDCは常にフル稼働の状態にあり、新ゲートウェイの開設が必要となっていた。今回の新施設開設によりこの課題を解決し、またTDCは、貨物の集配拠点となるDHL東京セントラルサービスセンターに変換される。