2016年05月24日 07:25

宝島社が発行する宝島社文庫「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」(著者:七月隆文)は、5月の重版により累計100万部を突破する勢いを見せている。

この作品は、京都の美大に通う「ぼく」が「彼女」に一目惚れしたことから始まり、2人の間に隠された大きな秘密と運命が解き明かされていく恋愛小説。発売当初から「泣ける」小説として、ネットクチコミを中心に話題となった。WEB読書管理サービス「読書メーター」の「文庫の読みたい本ランキング」で第1位を獲得し、クチコミコメントを帯に掲載するなどプロモーションを強化したことで飛躍的に売れ行きを伸ばし、「うつのみや大賞」と「京都本大賞」の大賞にも選ばれた。

読者の約4割が20代までの女性で、女優の有村架純さんなどがオススメ本として紹介。今年12月に東宝系で公開されることも決定し、主演を福士蒼汰さん、ヒロイン役を女優・小松菜奈さんが務める。