2016年05月12日 13:15

オイシックスは、移動スーパーマーケットの仕組みを提供するとくし丸の株式を取得し、連結子会社化することを決定した。

とくし丸は日本全国のスーパーマーケットと提携し、「移動スーパーマーケット」の仕組みをフランチャイズ方式で提供する事業を手掛けている。主な利用顧客は70代、80代のいわゆる買い物難民といわれる人々。400品目、1200品を販売車両に積み込んで、自宅まで訪問。現在、27都道府県で展開しており、53社のスーパーマーケットと提携している。

一方オイシックスは、販売チャネルはインターネット、顧客は30代、40代の女性が中心。とくし丸を買収、子会社化することにより、「豊かな食生活を、より多くの人に」というオイシックスの企業理念の実現の推進を目指す。累計200万食以上販売している献立キット「Kit Oisix(きっとおいしっくす)」のシニア顧客向けなど、とくし丸の利用者にあわせた付加価値の高い商品開発も検討していく。