2016年05月12日 11:20

半導体メーカーのSTマイクロエレクトロニクスは、スマートフォン、スマートウォッチ、フィットネス機器、ウェアラブル機器など向けの、最新の電子コンパスを発表した。

同製品は、衛星信号が届かない場所でもユーザの道案内やワークアウトの結果の地図表示を可能にする。高精度の地磁気センサの独自技術により、走行方位の誤差を4度未満に低減。高い検出精度と低消費電力モードにより、競合製品より最大50%低い消費電力(低消費電力モード時)を実現した。

モバイル機器で使用する高精度な歩行者用推測航法(PDR)機能であり、同時に車載ナビゲーションなどにおける推測航法の精度も向上。-40℃~85℃の動作温度範囲で精度が維持される。12ピンLGAパッケージ(2x2x1mm)で提供され、価格は1,000個購入時に1.485ドル。