2016年05月11日 13:30

「ディパーチャーズ・ジャパン」は、5月14日、北海道で初めてとなる納棺士が運営する葬儀場「おくりびと(R)のお葬式 豊平」を、札幌市内に開設する。国内では神奈川県に次ぐ2カ所目となる。

従来の葬儀では、遺族から葬儀会社に葬儀の相談・依頼が行った後、下請けとして一部のサービスを「納棺士」が担当。だがその間にタイムラグが生じ、遺体の状態保持で最も重要な初期ケアが遅れてしまうケースもあるという。

一方、「おくりびと(R)のお葬式」では、認定資格を取得した納棺士が、安置の段階から出棺まで、一貫して故人をケア。映画のように衣服の着せ替えや死化粧を施し、棺へ納める。またお別れ式では、参列者が故人の化粧直しを施す儀式も行えるなど、新しい「お別れのカタチ」を提供。従来は下請けだった納棺士が葬式を運営することでコスト圧縮を実現、より多くの人に心のこもったお別れの場を提供する(25万円~)。