2016年03月23日 14:20

イオンは、災害発生時の事業継続体制強化のため、イオン小牧危機管理センターに日産自動車製の電気自動車を配備した。

同社は災害発生時に早期に営業再開ができるよう自家発電装置を備え、一時避難場所や救援・救護スペース、食品・生活必需品などを提供する機能を有する店舗・施設の防災拠点化を推進し、2020年度までに100カ所の防災拠点を整備していく。小牧危機管理センターは、大規模災害時に燃料調達が困難な状況下でも電気自動車を活用し、避難所へ緊急支援物資を輸送するなどライフラインとしての役割を果たしていく。

配備される日産の「e‐NV200」は、大容量電力を蓄えることができるリチウムイオンバッテリーが搭載され、車内2ヵ所に設置しているパワープラグ(100Vコンセント)から1000Wの電力を8時間継続して供給することができる。