2016年03月17日 14:07

アサヒ飲料は、明石工場で内製・製造する「三ツ矢サイダー1.5L」において、全資材にサトウキビ由来のエタノール「バイオエタノール」を一部使用した商品を、5月中旬に32万本(4万箱)製造する。

各資材で使用する原料のうち、PETボトルとキャップは30%、ラベルは20%にバイオエタノールを使用している。今回の取り組みにより、約10tのCO2削減が可能となる。

同社では、環境問題の意識の高まを受け、2014年から環境負荷低減への取り組みに植物由来原料を使用した商品の導入を検討してきた。昨年は豊田通商と連携し、石油由来原料よりもCO2排出量を約25%削減できる植物由来原料を使用した「バイオPET」を、「三ツ矢サイダーPET1.5L」に数量限定で採用し、年間で約100tのCO2削減を実現した。