2016年03月03日 08:16

ランスタッドホールディング・エヌ・ヴィーは、2015年第4四半期に実施した労働者意識調査「ランスタッド・ワークモニター」の中から、仕事とテクノロジーに関する結果を発表した。

近年、産業界で必要とされる人材と、教育機関の人材育成の間でのミスマッチが生じており、世界的に問題となっている。特に理系人材においては慢性的な人材とスキル不足が懸念されており、産学官協働で改善していくことが急務だ。今回の調査では、日本の労働者の理系・テクノロジー分野に対する意識の低さが露呈し、グローバルと大きな差があることが明らかになった。

調査結果によると、グローバルの71.1%が「理系のキャリアを目指す学生が増えるべき」と回答。アジア、中南米、南欧、北米でも70%以上が同意。日本は58%で、調査国中5番目に低い結果に。「業務のデジタル化に対応する準備」では、日本の労働者は42.5%で他国と比較して極端に低い結果となった。

調査結果の詳細