2016年02月01日 14:53

生活クラブ生協連合会は、長崎県の漁場の「磯焼け」対策で採取したムラサキウニを製品化した「長崎産冷凍むらさきうに」を、生協組合員向けに販売する。

長崎市三重町にある長崎市新三重漁協では、増えすぎた「うに」に海藻が食べられてしまうことで磯焼けが発生、貝類の生育が悪化するなどの被害が出ている。そこで生活クラブ生協連合会と長崎県漁連、長崎市新三重漁協の三者は協同して、磯焼け対策で採取したムラサキウニを「長崎産冷凍むらさきうに」として製品化、生活クラブ組合員向けに供給することとした。

「長崎産冷凍むらさきうに」の価格は1512円(税込)で、1個あたり50円の藻場造成支援金が含まれている。この支援金で人工漁礁(1基約2万5000円)を設置し、藻場の早期回復を目指す。おおぜいの生活クラブ組合員が「長崎産冷凍むらさきうに」を食べることで、豊かな海の再生を支援することができる。限定2,500個、2月発売。