2016年01月27日 14:01

KADOKAWAは、1月27日に、テレビやネットで話題のアートプロジェクト「赤崎水曜日郵便局」を書籍化する。
水俣エリアである熊本県津奈木(つなぎ)町は、水俣病の被害地域であったこともあり、芸術文化による地域再生を積極的に行っている。この人口5000人の小さな町内にある「海の上の小学校」として知られる旧赤崎小に郵便受けを設け、手紙の交流拠点とする住民参加型プロジェクトとして2013年6月始まったのが「赤崎水曜郵便局」。
同プロジェクトは全国から無作為に水曜日の出来事を書いた手紙を郵便局に送ってもらい、別の参加者に転送するもの。内容は仕事や子育て、恋愛相談などごく日常的かつ劇的な出来事が綴られており、手紙の交換を通じて人と人をつないでいく。2月6日~4月17日に地元・熊本県で展覧会を予定。
「赤崎水曜日郵便局」は、1月27日発行。定価は1200円(税抜)。