2016年01月26日 11:08

横浜人形の家は、1月29日~3月6日までの期間、「ひな人形展」を開催する。恒例のひな人形展だが、今回初めて人気の高いちりめん細工のつるし雛を展示。現代の創作ひな人形から江戸時代のひな人形まで約200点が揃い、バラエティに富んだひな人形の世界を堪能できる。
初展示となる「ちりめん細工のつるし雛」は、生まれる子どものために端切れを使って一つずつ手作りされたちりめん細工。ぬいぐるみやマスコットドールのルーツだ。糸でつないで吊るしひな祭りに飾る地方もある。お祝いやインテリアとして手作りする人も多く、近年注目されているひな飾り。静岡県で伝統のあるちりめん細工ほか正絹古布(しょうけんこふ)のつるし雛を展示する。
また、現代の生活様式に合わせた個性豊かな「創作ひな人形」は若い世代にも共感される華やぎがある。さらに、収蔵資料から江戸後期の芥子雛をはじめ大型の御殿飾り、極小のひな道具、水屋道具など4組を展示する。
入館料はおとな400円、こども200円。開館時間は9時30分~17時(16時30分)。