2016年01月26日 09:40

JLLは、「居住性」、「イノベーション」、「変革力」の観点から世界の都市活力を分析した年次レポート「シティ・モメンタム・インデックス(CMI)2016」を発表した。JLLは総合不動産サービス大手。本社はイリノイ州シカゴ。

インデックス上位には、最先端のビジネスを創出し、有能な人材を惹きつけ、テクノロジーを活用した受容性のある地域社会を提供しているロンドン、シリコンバレー、ダブリン、バンガロール、ボストンがランクイン。2015年度CMIではテクノロジーのハブ都市がランキングに含まれていたが、2016年度CMIではテクノロジーに加え、新しいアイデアを生み出し、それを商業化することによって繁栄している、世界有数の活気ある複合利用地区が目立った。

先進都市であるロンドン(1位)、ニューヨーク(7位)、東京(14位)がランクインした一方、その「挑戦者」たる上海(6位)、シドニー(8位)、ソウル(19位)もランクインし、世界での影響力や存在感を増している