2016年01月07日 08:39

アデコと、アジア太平洋地域で事業を展開するアデコグループの6つの拠点(韓国、香港、台湾、シンガポール、タイ、ベトナム)は、子どもを対象にした「将来就きたい仕事」に関するアンケート調査を実施した。
日本の子どもが将来就きたい仕事の1位は、男子が「会社員」(10.2%)、女子が「パティシエ」(11.0%)となった。日本の男子では4位に「公務員」が入り、女子でも「会社員」が3位、「公務員」が5位という結果に。国内景気の長期的な停滞感が続くなか、夢を追いかけるのではなく、安定した生活を志向する子どもが増えている可能性がある。
日本を含むアジア太平洋地域の7か国・地域では、「先生」と「医者」が人気の職業となっている。「会社員」が将来就きたい職業のトップ3に入ったのは日本のみ。経済成長の著しいアジア太平洋地域各国および地域と、すでに成熟市場となっている日本との違いが、子どもの将来に対する考え方にも現れている可能性がある。