2016年01月05日 14:12

日本気象協会は2016年の日本全国の桜(ソメイヨシノ)の開花予想を、2月3日から随時発表していく。日本気象協会では2007年から桜の開花予想を実施しており、今年で10年目の取り組みとなる。
今年は、「日本三大桜」と呼ばれている福島県の「三春滝桜」(みはるたきざくら:ベニシダレザクラ)、山梨県の「山高神代桜」(やまたかじんだいさくら:エドヒガンザクラ)、岐阜県の「根尾谷 淡墨桜」(ねおだに うすずみざくら:エドヒガンザクラ)の開花予想を行っていく。
桜の開花時期は、前年の秋から春にかけての気温が大きく影響する。桜の花芽は前年の夏に形成され、その後、休眠に入る。冬になって一定期間の低温にさらされると、花芽は休眠から覚める(休眠打破)。気温の上昇とともに生長し開花するが、気温が高いほど花芽の生長が早く進み、開花が早まる。
開花予想は日本気象協会のホームページならびに天気予報専門サイト「tenki.jp」で確認することができる。