2015年12月10日 08:07

阪神電気鉄道では、鉄道高架下及びその隣接の低利用地の活用施策として、本線千船駅・姫島駅間の高架下を含む土地で、11月からシイタケの試験栽培を開始した。

このシイタケ栽培は、ビニールハウス内での原木栽培で、栽培に当たっては、キノコ栽培にノウハウのある日本きのこセンターから種菌の供給、栽培指導、技術供与を受けて実施するもの。今後は販路の開拓を進めるとともに、原木の調達に当たっては、六甲山等の周辺森林の間伐材等の利用も検討。環境保全とともに、神戸・六甲山ブランドの価値を高め、沿線価値の向上にも貢献していく。

なお、阪神電気鉄道では、これまで尼崎センタープール前駅の高架下に植物工場を設けるなど、様々な高架下活用策に取り組んでいる。今後も高架下を中心とした低利用地の有効な活用について、積極的に検討を進めていく。

詳しくはこちら(http://www.hankyu-hanshin.co.jp/file_sys/news/3839.pdf