2015年12月02日 08:38

日本気象協会は、高解像度・高頻度の日射量推定サービス「SOLASAT 8-Now (ソラサットエイトナウ)」を、来年4月から新たに提供する。
このサービスは、ひまわり8号の可視画像データ(2.5分間隔、500m解像度)を使用することで、日射量推定値を2.5分ごと、500m間隔で提供するサービス。ひまわり8号の観測データによる日射量推定手法の最適化などの技術を導入することにより、推定精度の向上を図る。気象衛星観測から提供までの時間も、これまでの30分から15分に短縮する。
日本国内の任意地点での6時間先までの日射量・太陽光発電出力予測データの提供や、日射量推定データを蓄積したデータベースの整備も行う。これにより、精度の高い太陽光発電出力の現在値の把握や実績管理に役立つとしている。