2015年11月26日 14:01

仏ダッソー・システムズは、韓国鉄鋼大手のポスコ社が、製造オペレーション、プロセス、設備のデジタル化とシミュレーションを行うためのバーチャル試運転システム、バーチャルトレーニングシステムに、ダッソー・システムズの3Dエクスペリエンスプラットフォームを活用していると発表した。

ダッソー・システムズは「バーチャル・ツイン」(実物の形状、材質、挙動などを、そっくりバーチャル空間上に再現できる3Dのレプリカ) を作成するデジタルプロダクションやシミュレーションアプリケーションを提供。「バーチャル・ツイン」を活用し、各種データを正確に解釈することで、スマート工場の複雑な生産プロセスをシミュレーションし、製造上の問題が発生する前に先手を打って対応策をとることができる。

ナレッジの蓄積と共有、計画から建設フェーズまでの設備の仕様管理、業務の効率化、より優れた製造投資計画の立案も可能となる。