2015年11月25日 14:13

JOGMECは、11月16日(月)~11月19日(木)にかけて、インドネシア共和国南スマトラ州パレンバン市のスリウィジャヤ大学で、工学部の学生らを対象に石炭坑内採掘保安技術に関するセミナー研修を実施した。

この事業は、アジアの産炭国へ炭鉱技術者などを派遣し日本の炭鉱技術を移転することにより、日本への安定的な石炭の供給確保を目的とし、2002年度から実施している。

インドネシアでは、大学などでのセミナー研修のほか、アライド・インド・コール・ジャヤ炭鉱(西スマトラ州)とグルバン・ダヤ・マンディリ炭鉱(東カリマンタン州)の2炭鉱で、現地の炭鉱技術者を対象とした坑内採掘技術の指導を行っている。本年度のインドネシアでのセミナー研修として、アディタマスラバヤ工科大学(東ジャワ州)など6ヶ所で、石炭坑内採掘保安技術に関する研修を実施する予定だという。