2015年11月13日 09:13

外資系人材紹介会社ヘイズ・リクルートメント・ジャパンは、世界31カ国の労働市場おける人材の需給効率を評価・分析した調査研究「グローバル・スキル・インデックス」を発表した。

日本における人材の需要と供給のミスマッチは2年連続で悪化。アジア・太平洋地域では最も「人材が探しにくい国」という結果となった。

日本では、企業が求めているスキルと、実際に求職者が持っているスキルが大きくかい離している事が浮き彫りになっている。長期間にわたって転職活動を続けている求職者がいる一方で、企業側は求めるスキルを持つ人材に巡り合えず、長期間にわたってポジションに空きがある状況が多く見られる。データサイエンティストや、デジタルマーケティングのスキルを持つマーケティング担当者、経営や高いファイナンスの知識を持った財務・経理のスペシャリストなどについて、募集が多い一方で人材の確保が難しい状況が続いている。