2015年10月20日 08:28

世界遺産に登録されている日光山輪王寺(りんのうじ)は、10月25日(日)~11月15日(日)の期間中、紅葉の名所として知られる日本庭園「逍遥園(しょうようえん)」を夜間一般開放し、ライトアップイベントを行う。
逍遥園は面積3,200平方メートル(約1,000坪)を有し、1,250年の歴史を持つ輪王寺門跡の庭園として、江戸時代初期に作庭。イロハもみじ、野村楓、ヤマモミジ、ハウチワなど、日光山に分布しているカエデのほとんどが庭園内にあり、シャクナゲやイチイ、キャラ、ツゲ、アカマツなどを加えると、30種類以上の庭木で彩られている。
江戸幕府の初代将軍・徳川家康の400回忌にあたる今年は、特別企画を用意。夜空を彩る紅葉をバックに、園内でヴァイオリニストによる優雅で幻想的なライブ演出や、家康ゆかりの精進料理などを提供する。入園料は300円(昼夜入替制)。