2015年10月07日 09:54

フェリシモが主催する神戸学校は、「ふんばろう東日本支援プロジェクト」元代表で、「構造構成主義」を体系化した哲学者・西條剛央氏を講師に迎え、第222回を開催する。
哲学者として大学で教鞭を取っていた西條氏は、東日本大震災の後、「ふんばろう東日本支援プロジェクト」を立ち上げた。SNSを駆使し、行政などの組織では手の届きにくい、小回りの利くそれまでにない支援のあり方として話題を呼んだ。このプロジェクトの立ち上げと運営の際に機能したのが、西條氏が専門とする「構造構成主義」という哲学原理だ。
西條氏は、構造構成主義を「前例のない時代に希望を生む、しなやかな考え方である」という。それまでボランティア経験など皆無だった西條氏が、どのようにして「支援したい人」と「支援を望む人」を結びつけ、約10万人以上もの人たちを巻き込みながら巨大な組織を運営したのか―。開催日は、10月24日(土)。詳細は、http://feli.jp/kobe/