日本紛争予防センター（JCCP）では、10月1日よりクラウドファンディングを開始する。

今回JCCPでは朝日新聞社が運営するクラウドファンディング、A-portに参加する。JCCPでは、「Art For Peace」というプロジェクトを実施。これは、ケニアで2番目に大きなスラム、マザレ地区で紛争で傷ついた子どもの心のケアを行うプロジェクトだ。自分の気持ちを言葉でうまく伝えられない子どもたちのケアには、創作活動を取り入れたアートセラピーが効果的。今年6月にはJCCPが現地のカウンセラーにアートセラピーの技術指導をし、7月には子どもたちが平和を願って絵を描いた。

子どもたちの絵をもとに、日本のデザイナーがオリジナルグッズを作製し、日本で販売を開始する予定だ。その利益をアートセラピーのプロジェクトに還元することで、継続的に心のケアを提供して、子どもたちが立ち直る仕組みを現地に作る。

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