2015年09月25日 11:08

MM総研は、クラウドサービスを導入済み、または検討中の法人計1,609社を対象に、国内クラウドサービス市場規模の2014年度の実績と、2019年度までの予測、および需要動向に関する調査結果を発表した。

国内のクラウド市場は2014年度に7,749億円と、前年度比23.8%増加して急成長を続けている。ユーザーの新規ビジネスにおけるクラウド活用や、社内既存システムのクラウド移行の持続的な需要により、2019年度には2兆円を超える市場規模に拡大すると予測する。

一方、ユーザーのクラウド導入における運用コストやクラウドへの移行コスト、セキュリティに対する懸念をクラウドサービス提供事業者が払拭できておらず、クラウド普及の阻害要因となっていることが、調査では明らかになった。