2015年09月07日 12:34

日本初のお墓ネット専門店「お墓まごころ価格.Com」は、注目が高まっている散骨や樹木葬、共同墓などの「墓石を建立しない埋葬」経験者の「その後」の心境についての調査を行った。
調査では、新タイプ埋葬は「故人の遺志」を継いで実行した人が39.5%だった。しかし、故人の遺志で新タイプ埋葬を行った遺族のなかでは41.7%が結果として「墓石という形に残らない寂しさ」を感じていることが判明した。
また、墓石を建てない新タイプ埋葬の経験者も、41.0%が自分の大切な人がもし亡くなった時には「従来の墓石タイプ」の埋葬を希望していることも判明。「墓参りのたびに思い出したい」など、お墓に「故人との拠り所としての役割」を求めていることがうかがえた。
新タイプ埋葬のメリットを聞いた際には、新タイプ埋葬の経験者は「お墓の維持管理」に関わるメリットを感じる一方で、「全くメリットを感じていない」と回答した人が20.0%出現。新タイプ埋葬をめぐる遺族の思いが表れた調査結果となった。