2015年05月28日 14:32

難民支援協会(JAR)が出版したレシピ本「海を渡った故郷の味 Flavours Without Borders」から生まれたプロジェクト「Meal for Refugees(M4R)」が、3年目に突入した。

M4Rとは、日本に逃れてきた難民の家庭料理を学食メニューとして導入。食べることを通じて難民を知り、1食20円を寄付として難民を支える社会貢献プロジェクト。今年は関西学院大学、明治大学など過去最多の6大学の学生が参加している。

さらに今年は6月20日の世界難民の日に向けて、関西・関東それぞれでイベントを開催する。

関西では難民支援の学生団体3団体が合同で、M4Rメニューの試食や難民をテーマにしたワークショップを、関東では、M4R立ち上げに関わった学生代表テュアンシャンカイ氏が講演会を開催。

JARは、全国の学生が自由に難民支援に関われる場としてM4Rを育て、全国の大学での更なる導入に向け取り組んでいくとしている。