2015年05月26日 08:55

富士通テンは、タクシーの配車を効率的に行う「クラウド型タクシー配車システム」を開発、販売子会社の富士通テン販売から6月1日発売する。

このシステムでは、配車を管理する機能をクラウドセンターに集約。

これまでタクシー会社ごとに所有していた専用サーバが不要となり、設備導入にかかる初期費用を低減できる。

時間の短縮、24時間の保守体制で障害を迅速に解決するなどの特長も。

通信手段は、クラウド型タクシー配車システムでは日本で初めて専用電波を使用する「デジタル無線」と、携帯電話網を使用する「IP無線」の両方に対応。

位置情報を活用して気象情報や鉄道の運行情報、イベント開催情報など、位置に紐づいた様々なビッグデータと連携し、タクシー需要の予測に役立つ情報を分析。

計画的な車両配置や効率的な流し運行などを実現するサービスを、今年秋頃より順次提供していく計画も進められている。