2015年05月12日 09:14

六甲山観光が六甲山上で運営を行っている六甲高山植物園では、クリンソウの群落が見頃を迎えている。今年の開花は例年より1週間ほど早い。

クリンソウは兵庫県では年々自生地が少なくなっており、兵庫県の絶滅危惧植物に指定されている。現在見頃を迎えたクリンソウは約5,000株のピンク色の絨毯のように重なり合って広がり、絵画のような美しい風景をつくりだしている。5月下旬まで楽しめる見込みだ。

ガラス室の屋内では、ヒマラヤの青いケシ「メコノプシス・ベトニキフォリア」が見頃。

標高3,000mを超す高山にしか見られない「幻の花」として有名だ。

開園時間は10:00~17:00。入園料は大人(中学生以上)620円、小人(4歳~小学生)310円。

5月24日(日)には、花畑をバックに弦楽器を中心とした「モリオカルテット」によるコンサートが開催される。

時間は11:30、13:30、15:00の3回。各回約30分で雨天時は屋内で実施。