2015年05月01日 08:45

プラン・ジャパンは、味の素、ケア・インターナショナルと共同で、ガーナにおける離乳期の子どもの栄養改善を目指したソーシャル・ビジネス事業を実施。このたび第3回「日経ソーシャルイニシアチブ大賞」を三者共同で受賞した。

ガーナで普及している発酵コーンを用いたお粥(現地名称:Koko)は、エネルギー、たんぱく質などが不足している。このプロジェクトは離乳期の子どもの成長促進を目指して、伝統的離乳食に添加する栄養サプリメントの普及促進、母親への栄養指導などを進めるもの。

プランは、1992年からガーナで子どもの権利を中心とした地域開発活動を行い、現在4カ所に現地事務所を設置している。地域の人々の声に耳を傾けながら、地域の自律的な能力強化を進めるプランは、これまでに構築された地域とのネットワークを通じて3年間の栄養効果試験に協力し、計900組の離乳期の子どもをもつ母親への栄養サプリメントの配布や栄養教育などを行ってた。