2015年03月10日 11:46

KADOKAWA中経出版ブランドカンパニーは「人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの」を刊行した。

2014年の英オックスフォード大学の研究報告では、今後10年から20年ほどで、人工知能を含むITの進化の影響により、米国の702の職業のうち約半分が失われる可能性があるという。しかし「人間のように考えるコンピュータ」を実現するための最先端の技術「ディープラーニング」をめぐる激しい投資・人材獲得合戦が繰り広げられる一方、人工知能は人類を滅ぼすのではないかとの懸念を抱く科学者もいる。

本書の著者は、人工知能の日本トップクラスの研究者、松尾豊氏。これまで人工知能研究が経てきた試行錯誤を丁寧にたどりつつ、未来像や起きうる問題を指摘。「いま人工知能ができること、できないこと、これからできるようになること」をわかりやすく解説した「人工知能」を知る最適の1冊となっている。定価1,400 円(税抜き)。