2015年03月09日 22:12

宮城県東松島市と積水ハウスは、2015年8月入居を目標に、マイクログリッドにより電力供給するスマートタウン「東松島スマート防災エコタウン」を整備している。

同タウンでは、災害公営住宅と周辺の病院、公共施設等を結ぶ自営線によるマイクログリッドを構築。太陽光発電470kWを持つ自営線PPSが、CEMS (Community Energy Management System)により最適制御しながら電力供給を行う。

万が一系統電力が遮断した場合にも、同タウン系統内の太陽光発電を蓄電池を用い、さらに大型のバイオディーゼル発電機と組み合わせることにより、3日間は通常の電力供給が可能になるという。

所在地は東松島市柳の目北地区。災害公営住宅として85戸(戸建住宅70戸、集合住宅15戸)が計画されている。