2015年02月25日 16:49

京都府は、4月25日~5月17日、琳派400年記念展 現代作家200人による日本画・工芸展「京に生きる 琳派の美」を京都文化博物館にて開催する。
本展覧会は、琳派誕生400年を記念して、京都日本画家協会と京都工芸美術作家協会が、初めて合同で開催する企画展で、京都を代表する日本画・工芸作家207人が集結し、琳派をテーマに作り上げた作品207点を、一挙に公開する。
琳派の美意識を受け継ぐ、梅や椿が金箔の上で咲き誇る華やかで美しい絵画や、尾形光琳の絵を彷彿させるような漆芸作品、黄金と水色の配色も鮮やかに鶴が優雅に舞う扇子型の焼き物など、それぞれの作家の「琳派観」を通して、巨匠から若手作家まで、京都の芸術家たちによる美の競演を楽しめる。
また期間中、第一線で活躍する出展作家を講師に琳派の代表的技法などを体験するワークショップを開催するほか、ギャラリートークも連日開催。琳派の新たな形を鑑賞するだけでなく体感できるプログラムを用意している。