2014年12月04日 14:31

ハウステンボス美術館では、12月6日~2015年2月23日に「~ガラス創作半世紀 ガラス工芸作家『国の現代の名工』黒木国昭展~西洋と近世日本 美の懸け橋~」を開催する。

黒木国昭さんは、西洋で愛されたガラス工芸の伝統の中に、日本人としての感性と美意識を融合させることで、唯一無二の作品を次々と作り出した世界的なガラス工芸作家である。特に彼の代表作である「光琳」シリーズは、いく層ものガラスの間に、金やプラチナ箔を散らした華麗で華やかな作品だ。

本展では、黒木さんの約50年に及ぶ、ガラス工芸作家としての集大成として、様々なシリーズの作品約100点を展示。日本の美を西洋生まれのガラスと融合させた多に類を見ない美しい作品の数々が一堂に会する。繊細で迫力ある日本画が、透明感のあるガラスで表現される見ごたえのある作品から、黒木さんの魅力を存分に感じられる展覧会となる。d11622-8-484275-1