2014年12月02日 17:55

日本食物繊維学会は、11月29日に大妻女子大学 千代田キャンパスにて、「日本食物繊維学会第19回 学術集会」公開特別シンポジウムを開催した。

日本では2015年の春に「食品の新たな機能性表示制度」の導入を控えて、それに伴い様々な食品の栄養素に注目が集まってきている。そこで今年で19回目の開催となる「日本食物繊維学会 学術集会」では、公開特別シンポジウムに於いて、医師・研究者・管理栄養士はもちろんのこと、行政・メディア関係者へ食物繊維の重要性を広く理解してもらうために、穀物の食物繊維を中心とした世界での取り組みや最前線の研究成果を紹介した。

カリフォルニア大学デイビス校名誉教授でFDAの栄養・機能性表示・サプリメント部の部長を歴任したバーバラ・シュニーマンさんが登壇、アメリカにおける食物繊維の健康強調表示に関する規制制度や、栄養表記の現状について講演した。