2017年05月17日 08:25

学習履歴活用推進機構と日本数学検定協会は、実用数学技能検定におけるデジタル合格証の発行を、5月17日より開始する。
「デジタル合格証」とは、デジタルで提示することのできる合格証。紙の証書と異なり携帯しやすく、紛失の心配もない。外出先でもスマホを使って自分のスキルを手軽に説明・証明することができる。「デジタル合格証」の発行は数学検定3級以上の合格者が対象となる。「実用数学技能検定」は、数学・算数の実用的な技能を測る記述式の検定で、日本数学検定協会が実施している全国レベルの実力・絶対評価システムだ。
「デジタル合格証」の発行は学習履歴活用機構が行い、合格者、検定団体ともに無償で利用することができる。学習履歴活用機構では、今年度末までに1万人のデジタル合格証の発行を目標としており、今後他の検定団体にも働きかけ、デジタル合格証の普及を目指していく。