2017年05月01日 10:23

キュア・アップは、呼気CO濃度測定を遠隔診療においても可能にする「ポータブルIoTデバイス」と、測定結果を患者・医師それぞれが確認・共有できる「ニコチン依存症治療アプリ・クラウド」を一体化したIoTソリューションを開発した。
呼気CO濃度測定は、禁煙治療の経過や成功・失敗の客観的指標として重要であり、定期的に測定することが定められているが、一方で従来の呼気CO濃度測定器はサイズや価格の面から患者個人では所有できず、医療機関に通院して測定する必要があった。
そこで同社では小型化・ポータブル化、低コスト化、測定結果の高い頻度での可視化という3つの特徴を有するIoTデバイスを提供。従来品が180~200gに対し100gと、持ち運びできるサイズに小型化・軽量化したため、在宅・院外でも毎日、呼気CO濃度測定が可能に。診察時だけでなく毎日測定できることで、日々の治療の成果がより高い頻度で可視化されるようになる。