2017年04月25日 16:52

報道系ベンチャー企業の JX通信では、 SNS から事件・事故・災害等の緊急情報を検知する「FASTALERT」(ファストアラート)」の監視対象に、「Mastodon(マストドン)」を追加した。
FASTALERTでは、これまでtwitterをはじめとするSNS 上に投稿された事件、事故、 災害などの緊急情報をAIで自動検知・解析し、「いつ・どこで・何が起きたのか」を正確に判定したうえで、ユーザーである大手報道機関に配信してきた。
Mastodonは、 twitterなど既存の他SNSに比べてユーザー規模はまだ少ないものの大きな話題を集め始めている。その構造は「分散型」であり、単一の企業によるプラットフォームと異なるリスク耐性がある点もポイント。FASTALERTでは、緊急時のライフラインともなる報道機関の取材活動に貢献するためMastodon発の情報も網羅すべきと考え、同種のサービスでは国内で初めて監視対象に追加した。