2017年04月24日 08:37

東京急行電鉄は、渋谷区における宿泊施設の拡充と街の魅力向上を目的に、徳島県と連携し、日本初の宿泊機能を有するアンテナショップ「Turn Table(ターンテーブル)」を渋谷に新設する。
本施設は、東急線・JR線他渋谷駅から徒歩10分に位置し、東急電鉄が取得した築21年のビルを徳島県に一棟全てを賃貸。徳島県などが運営する宿泊施設、レストラン、マルシェを備えた複合型集客施設にリノベーションするもので、2017年度中の開業を予定している。
宿泊施設は、完全個室と相部屋で、最大68名が宿泊可能。2020年の東京五輪に向け、ますます増加が予想される訪日外国人や日本各地から渋谷を訪れる人の、廉価な価格で宿泊したいというニーズに応える。相部屋の宿泊価格は1泊1万円以下となる予定だ。内装には徳島県産木材を使用するほか、相互交流空間ともなるレストランでは、徳島県産食材を使用した料理を提供。施設に滞在することで徳島県のさまざまな魅力を「体験」できる仕掛けを施す。