2017年04月10日 13:09

毎年夏、世田谷区用賀の地元学生が主催・運営する地域活性イベント「用賀サマーフェスティバル」。13年目となった今年、年間を通しての活動を目的に、4月8日、まちづくり型物産店「neoichi」がオープン、初日から多くの買い物客でにぎわった。
最大の特徴は、購入額の一部が新たなまちづくり事業の資金になる「まちづくり総選挙」。購入者は商品購入時に複数の事業メニューから自分が望む事業に投票し、目標金額に達すれば実現される。開店時のメニューは、「生産者支援として北海道を取材」「店内にビールサーバーを設置」「児童養護施設等の出身者支援」と、あらゆるまちづくりのカタチを提案するもの。
スタッフ自らが足を運んで仕入れた、食の宝庫である北海道の物産品や、手作り感あふれるセルフビルドの内装も魅力。商品は全て、店内でワインやビールと食事が可能。「未来をつくる、ジモトの市場」をコンセプトに、地域の人々の想いが集う空間を目指す。