2017年03月30日 13:33

アイ・ロボティクスは、24時間航行可能な無人航空機を利用したサービスモデルのコンセプトを発表した。24時間航行可能ドローンは、2m四方のサイズで、通常のドローンよりも高い、高度300mから3000mでの航行を想定。

同社では、このコンセプトを実現するため、バッテリーの数十倍の航行を可能にする金属型燃料電池やマルチGNSS、有人機ともコミュニケーション可能な管制システム、VTOL型機体制御ソフトウェア、人工知能プラットフォーム、ブロックチェーンを利用した飛行許可認証システムなどの技術を特定し、検証を行っている。

この機体を一機10万ドル以下(目標値)で生産できるようにし、数千~数十万の機体が常時地球の上空をカバーすることで、衛星と地上レベルのドローンの間を埋める効率的かつ安価な全地球型物理ネットワークを構築することができる。同社では、このコンセプトを実現し、幅広くインフラとして開放することにより世界人類規模の様々な問題が解決できると考えている。