2017年03月23日 08:45

東京急行電鉄は、田園都市線および大井町線において、「都心方面への輸送力増強」などにより、朝ラッシュ時の混雑緩和に取り組む。

現在、田園都市線の朝ラッシュ時は高い混雑率となっている。今回の「都心方面の輸送力増強」は、4月21日の田園都市線ダイヤ改正で、朝ラッシュピーク前である渋谷着5時台および6時台に急行列車を合計2本増発し、オフピーク通勤・通学の推進を図る。さらに、大井町線では急行停車駅のホーム延伸工事を進めており、2017年度下期から急行列車を7両編成に変更。これにより、大井町線は混雑が緩和され、より利用しやすくなる。

あわせて4月3日から、「移動手段を選ぶ」、「働く場所を選ぶ」、「乗車時間を選ぶ」の3つの施策を実施。内容は、電車定期券を利用する乗客が追加料金なしでバスに乗車できるキャンペーンや、サテライトオフィス「NewWork」の朝時間帯利用を無料にするキャンペーン、オフピーク乗車へのポイント還元など。