2017年02月13日 10:31

主婦の友社は、2月1日に、0~6才の男の子の教育本『男の子に「すごい」「えらい」はやめなさい。』を発売した。
「ダメ!」と叱るのではなく、ほめて育てるという子育て論が話題となっている。しかし、著書の竹内エリカさんは、本著で「すごい」「えらい」と評価する言葉を使うのは、将来、性犯罪を引き起こす根本的な原因を作りかねないと警笛を鳴らす。性犯罪をする男性の特徴のひとつに、自己肯定感の低さがある。自己肯定感とは自分を大切にし、他人を大切にできる心の状態だ。
たとえば、母親はつい子どもをほめてあげたい気持ちから「すごい」「えらい」と言ってしまう。しかしそれが点数や評価のつくものだけだと「すごい」「えらい」と言われたい思いが強くなると同時に、「すごくない自分」「えらくない自分」に不安を抱くようにもなるという。本書では、キッズコーチングの観点から、母親が心がけておきたいことをくわしく解説している。
定価は1300円(税抜)。
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