2017年01月24日 10:25

宮城県は、2018年度の本格デビューを予定しているプレミアム米「東北210号」の名称を決定した。

今回決定した東北210号の名称は「だて正夢」。この名称を考案したのは、クリエイティブディレクターの谷山雅計さん。「だて正夢」を全国の人々へ強力に発信するため、日本を代表するトップクリエイターにお願いした。

「だて正夢」は、宮城県の北部に位置する宮城県古川農業試験場で育成され、2016年3月に宮城県水稲奨励品種に指定した極良食味品種で、2018年度の本格デビューに向け、準備を進めている。最大の特徴は、アミロース含有率10%程度の低アミロース米による、「食味の良さ」ともっちりした「粘り強さ」。炊きたてでの食味はもちろん、特に放冷した状態で味や粘りの評価が高い。近年、良食味品種の育成・ブランド化が全国で盛んに行われ、産地間競争が激化している中、宮城県産米も時代のニーズに応えられる新しい品種を開発した。