2017年01月24日 10:19

朝日新聞社と九州大学は、ノーベル平和賞を受賞した経済学者ムハマド・ユヌスさんを迎えてシンポジウム「ソーシャル・ビジネスで未来をつくろう」を2月21日に浜離宮朝日ホール・小ホールで開催する。
シンポジウムでは、講演やパネル討論を通じて、社会的な課題をビジネスで解決する方法を考えていく。ユヌスさんはバングラデシュで1983年にグラミン銀行を設立し、貧困層の自立を支援する無担保の少額融資(マイクロクレジット)を行い、2006年にはノーベル平和賞を受賞。社会的な課題をビジネスで解決するソーシャル・ビジネスの第一人者として知られている。
シンポジウムでは、第1部で九州大学の最新の研究成果を紹介し、科学技術を社会課題の解決に役立てる方法を探る。第2部では2020年にオリンピック・パラリンピックの開催を控える東京都の小池百合子都知事を招き、ソーシャル・ビジネスの可能性について議論する。
参加は無料。締め切りは2月5日(応募多数の場合は抽選)。