2016年11月15日 09:21

キヤノンは、11月11日、文化支援プロジェクト「写真新世紀」の2016年度(第39回公募)グランプリ選出公開審査会を、東京都写真美術館で開催。金(きむ)サジさんが、グランプリ(受賞作品「物語」)を受賞した。

「写真新世紀」は、写真表現の可能性に挑戦する新人写真家の発掘・育成・支援を目的としたキヤノンが主催する文化支援プロジェクトで、1991年にスタートし今年で26年目を迎えた。これまでの応募者総数は2万5701名に上り、国内外で活躍する優秀な写真家を多数輩出するなど、新人写真家の登竜門として認知されている。

2016年度は、従来のプリント作品に加え、昨年よりオンラインでのデジタル作品(静止画・動画)の募集にまで範囲を拡大したことで、国内外から多くの作品が集まり、過去最多となる1723名の応募があった。グランプリを受賞した金サジさんの作品を含む、優秀賞および佳作の受賞作品は、東京都写真美術館にて「写真新世紀 東京展2016」で11月20日まで展示中だ。