2016年11月11日 13:48

國學院大學博物館では、12月10日より特別展「火焔型土器のデザインと機能 Jomonesque Japan 2016」を開催する。

火焔型土器とは、容器でありながらも容器の概念を逸脱しているかのようなデザインをもつ、約5,000年前の縄文時代中期の煮炊き用の鍋。縄文時代のシンボルとして大英博物館に常設展示されるなど、世界的にも注目を集めている。本展は、日本遺産認定後、初めて東京で開催される火焔型土器の特別展覧会であり、26点が一堂に集まる貴重な機会となる。

国指定重要文化財の日本で初めて発掘された新潟県馬高遺跡出土品や、新潟県堂平遺跡出土品などを展示し、作り方や使い方を紹介。あわせて、同時期の土偶などの出土品も展示し、約5,000年前の縄文時代の暮らしを多面的に紹介する。会期は2016年12 月10 日~2017年2月5日。会場は國學院大學博物館 企画展示室。詳しくはこちら